治療後のメンテナンス|鹿児島中央駅直結のマウスピース型矯正装置治療を行なう鹿児島中央駅前矯正歯科
矯正治療は、歯が理想の位置に移動すれば完了というわけではありません。治療後のメンテナンスを怠ってしまうと、せっかく正しくなった噛み合わせが再びずれてしまいます。矯正した歯は元の位置に戻ろうとする習性があるので、それを防いで歯をしっかり固定するための保定期間を設けます。保定した後も、噛み合わせが正しいままか確認するために定期検診を受けていただきます。
矯正治療で歯並びをきれいにしても、歯が元の位置に戻ろうとして再び動いてしまいます。これを「後戻り」といいます。矯正したばかりの歯根の周囲にある骨は不安定な状態で、普段よりも動きやすくなっています。この状態で食事や会話といった顎を使う動きを続けていると、歯が後戻りしてしまいます。とくに、抜歯をともなったケースでは後戻りの反動やリスクも大きくなります。
矯正した歯並びを維持するために歯に取りつける装置を、リテーナーといいます。リテーナーには固定式と可動式があり、透明なマウスピース型などの可動式であれば取り外しができます。そのため、食事や歯磨きの際は邪魔になりません。しかし、装着する時間を守らなければ後戻りしてしまうので注意が必要です。
リテーナーを装着する保定期間には個人差がありますが、1~3年くらいかかります。定期的に状態をチェックし、骨が安定してきたと判断されれば保定期間は終了します。しかし、保定が完了した後も歯は少しずつ動きます。保定後も観察を続け、必要があれば夜間だけ保定するなどの措置をとる場合もあります。
当院でご提供しているマウスピース型装置「インビザライン」は、薬機法(医薬品医療機器等法)においてまだ承認されていない医療機器となりますが、当院ではその有効性を認め、導入しています。